2007-01-01から1年間の記事一覧

BUMP OF CHICKEN 『orbital period』

コンポのスタートボタンを押し、ブックレットを一枚めくるだけで バンプの世界に引き込まれてしまう。 そんな完成された哲学と世界観に彩られた傑作アルバム、それが今作『orbital period』だ。 これまでも君と僕の間に横たわる「小さくて卑しい自我」を曝け…

『プロフェッショナル 〜キュレーター 長谷川祐子〜』

キュレーターという仕事に漠然とした憧れを感じていたこともあって、すごく興味を持ってみた回だった。とはいったものの、どんな仕事をしているのかは見えないし、展覧会に足を運んでも名前や顔は見えてこない。http://www.nhk.or.jp/professional/backnumbe…

『ウェブ時代をゆく』

梅田望夫の著作を読むのはこれで2冊目である。 1冊目は茂木健一郎との対談『フューチャリスト宣言』。この2冊はウェブの進化それ自体ではなく、そこからいかに社会変革が起き、それがどのように我々の可能性を拡げてくれるかというところを楽観的に語った、…

ACミラン VS 浦和レッズ

クラブワールドカップ、準決勝。ミランとやれるなんて、やっぱりうらやましぞ!レッズ!! そして、カカ、セードルフ。すごかったです。。

【BRAINZ】森山裕之 VS 吉田大介

森山さんを講師に迎えてのブレインズ講義も今回で第4回。 早いものです。ということで、今回は森山さんとも縁の深いライターの吉田さんをお招きしての対談。 吉田さんは「SPA」や「パピルス」「ダヴィンチ」など多数のカルチャー誌で活躍する若手ライターの…

『アメリカVSジョン・レノン』

六本木TOHOシネマで『アメリカVSジョン・レノン』のドキュメンタリー映画を観て来ました。12/8はジョンの命日。それに合わせてというわけではないけれど、映画館では上映前に献花の花を渡され、スクリーン前に花を手向けると言う演出もあったわけで。 僕に…

木場公園の紅葉

本当は山の奥へ行って、紅葉を堪能したいんだけど しょうがない。都内でももうけっこう色づいているんだなぁ。。

シブヤ系

最近、森山裕之さんのブレインズに通っているためか、めっきりサブカルづいている。 フリッパーズ、とかがんがん聴いちゃったりして。 講義の中でも「渋谷」をテーマに企画を考える時間があったりして。 かつて、あの時代はなんだったのか、ということについ…

「働く」ということ

遅ればせながらTBSラジオの「LIFE」という番組が熱い。 鈴木謙介という社会学者をメインパーソナリティとしたサブカル談義。メンツもすごく信用の置けるメンバーで聴いていてワクワクする。 とはいえ、実は生で聴いたことはない。紀伊国屋のイベント…

ブレインズ第三回講義

森山裕之さんによるカルチャー誌講座、ブレインズも早、第三回。今日のお題は「インタビュー」 講義の中で特に印象的だったのは、編集者とライターの立場の違い、ということだ。ライターは誌面のことよりも今ココのインタビュイーとの時間を有意義なものにす…

文化系トークラジオ Life @紀伊国屋ホール

TBSラジオの月一番組、Lifeの書籍化を記念して、パーソナリティの皆々様が一堂に会する公開トーク。 メンバーは 鈴木謙介(著作は知っていたが名前と顔は知らなかった) 仲俣暁生(編集者) 佐々木敦(批評家、ブレインズのボス) 柳瀬博一(日経BP編集、ほ…

クーリエジャポン 12月号

創刊二周年の特別企画に「中田英寿責任編集」として中田へのインタビューと彼自身が選んだ海外の記事が紹介されている。 これまで世界各国を旅してきた中田のインタビュー。彼の今後の活動。 「旅とは人生であり、人生とは旅である」という名言を残してきっ…

『走ることについて語るときに僕の語ること』

[rakuten:book:12116440:detail] 彼のエッセイはこれまでいくつも読んできた。もちろん旅行記やちょっとゆるい朝日堂なるものや翻訳も通読している。しかし、彼がここまで突っ込んで自分のことと小説を書くと言う行為にまで言及したのはこれがはじめてだろう…

布施英利 × 茂木健一郎 (クラブキング)主催

銀座のアップルにてディクショナリー主催の茂木健一郎対談を聴きに。 先日これまでの対談が『芸術脳』という本にまとめられたが、これが抜群に面白かったので突発的に行ってみた。無料だしね。布施さんについてはあまりしらなかったのだけどどうやら東大の先…

THE QURTET @東京国際フォーラム

かつてのマイルス・バンドを組んでいた往年のメンバーが再集結。 ハービー・ハンコック、ロンカーター、ウェイン・ショーター、ジャック・デジョネット。 JAZZ初心者の僕でさえ、全員名前を知っているという超有名バンド。ここにマイルスが入って、フリージ…

北海道〜小樽!札幌!!〜

札幌の喧騒よりも小樽の少し肌寒くて寂しげな雰囲気の方が、身体になじむ。ところどころ観光地化されていて、町並みが作られた清廉さを見せる。それもまたいい。昼にはマグロ丼を食べて、今回の訪問地である忍路に向かった。 小樽の使われなくなった鉄道 翌…

北海道は忍路へ

ちょっと前のことになるのだが、会社にお休みをもらい北海道へ行ってきた。課外活動で参加しているインタビュー・プロジェクトにて、初インタビューのお許しをもらったためである。 その人物とは、日本を歩いて樹を植える人、アースウォーカーの中渓宏一さん…

『反省』 佐藤優×鈴木宗男

[rakuten:book:12069467:detail]まず断っておかなければならないのは、僕は例の「鈴木宗男事件」に多くの知識も持っていないし、ずっとウォッチしていたわけでもない。 だから、というわけでもないのだが、本書を読んだ時に大きな衝撃を受けた。 まずは鈴木…

世知辛い世の中

これほど日本が生きにくい世の中になってしまったのは、いつからだろう。 人に対して厳しく当たる事や、一方的に批判する事、相手の事を全く考えない社会性のなさ。 街を歩いていても、テレビを見ていても、すごく世知辛い世の中になったなぁとつくづく思う…

ル=コルビジェ 建築とアート、その創造の軌跡

今日が会期最終日ということで、ようやく足を運んだ「ル=コルビジェ 建築とアート、その創造の軌跡」。 チケット売り場から長蛇の列で、一瞬帰ろうか躊躇したが、やはり観ずには帰れない、ということでひたすら並んだ。森美術館は、毎度面白いキュレイション…

『めがね』

・雑誌、「KU:NEL」「ecocolo」「リンカラン」などを愛読している。 ・いつか一人旅に行ってみたい ・何も考えずに羽を伸ばす、ということが不得手。 ・身体と心にいいことしたい。 ・スローライフに興味がある。 ・めがねをかけている。 上記に当てはまる人…

 Coyote No21 特集 柴田元幸 「CITY OF GLASS」新訳

まずは 「CITY OF GLASS」の柴田訳を読めるということに対して、コヨーテ編集者に感謝の意を表したい。 ファンからしてみたら、オースターの作品=柴田訳、という認識は強く、その中でも初期の傑作である 「CITY OF GLASS」が諸々の事情でそうならなかったと…

ミシュランとi-pod

「INVITATION」10月号でミシュラン東京版の特集がされていたので、興味深く読みました。11月出版予定の『ミシュラン東京版』では、あのフランスでレストラン評価の権威、ミシュランの覆面調査隊が東京のレストランを査定する、というものです。 美食都市と言…

 エコの今後について想いを馳せる

ここで話すことなのかどうか、ということはさておき、今自分の中のプロジェクトとして、予告図書(スクールで作った冊子だ)の完成版を作り上げたいという野望がある。 スクールの冊子は、パイロット版、つまり0号だったという位置づけにあるわけだ。 テー…

松岡正剛さん『本に溺れて浮いてみる』

@紀伊国屋ホール『千夜千冊』という千冊の本のレビューをまとめるという、恐ろしい全集を出している編集者の松岡正剛さんのお話を聴きに。 テーマは『本と我々の間にあるインターフェイス』ということについて。 例えば、松岡さんは時々自分の本棚の本の位…

 編集者さんのお話を聴きに…

『病気にならない生き方』をミリオンセラーに押し上げた編集者の方のお話を聴きに、池袋へ。 遅れていったもんで、一番前の席へ。 なんだろうか。 熱意だけじゃダメで、もっとその先の執念にまで至らないといい本・売れる本は出来ない、とのこと。すごく説得…

ベストオブ世界遺産 展

http://www.tbs.co.jp/heritage/info/info.html 三越本店。 おじぃちゃん、おばぁちゃんに囲まれて、観て来ました。 いや〜日本人は世界遺産が好きだよね。なんだろうか、一種のブランド信仰のようなものを感じるんだけど、さらにTBS『世界遺産』で選ばれ…

「森村泰昌―美の教室、静聴せよ」展

横浜美術館横浜まで行って来ました!森村泰昌の作品を授業形式で、観ていこうという展示。 この企画は面白い。 全員に必須でイヤホンが配られる。 そこで森村本人が作品について解説を試みる。 彼の作品は要するに、本人になりきる、モノマネだ。 ゴッホの肖…

 SWEET LOVE SHOWER

スペースシャワー主催のフェス、SWEET LOVE SHOWERが山中湖で2DAYS。その土曜日に参戦して来ました。http://www.spaceshowertv.com/sls2007/ この日は序盤から超バタバタ。 高速バスの乗り場に集合したものの、そこでフェスのチケットを忘れてきたことに気…

 情報の海の中というけれど・・・

ふと地下鉄大江戸線の飯田橋駅エスカレーターを登りながら思ったんだけど。エスカレーターってすごくありふれていて、特段すごいなぁ、ホントに便利になったなぁなんて実感は湧かないんだけど、でもエスカレーター以前・以後にまさに生きていた人は、その「…