2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ブログのデザイン変えました

秋の空気を感じるようにデザイン変えてみました。ユニクロックのブログパーツをいれたら、音が出て自分でびっくりしたよ。。

『決壊』平野啓一郎

全体の感想として……作家生活10年目を向かえる平野啓一郎の渾身の長編が今作『決壊』である。現代社会の主要な問題、ネット社会、無差別テロ、鬱、介護、引き蘢り、中学生の殺人など様々な要素を内包し、発売のタイミングから「秋葉原無差別殺人」を予見した…

横浜トリエンナーレ

3年に1度のアートの祭典、横浜トリエンナーレ。行ってきました!世界中から73名のアーティストが参加した今回の展示。横浜の各会場を散策しながらどっぷりアートに触れられるまたとない機会です。 会場は7つにも分かれていてじっくり見て回ると一日ではと…

 パピルス日野さん×箭内さん @シブヤ大学

久しぶりのシブヤ大学の授業。 パピルス編集長、日野さんを迎えての「サラリーマン合気道」(箭内さんの仕事術を合気道と称してまとめた本)をテーマにしつつ、「編集」とは?について語る対談。 いくつも参考になる言葉があったのでココに記しておこう。 相…

雑誌休刊についての朝日新聞の記事

9/13付けの朝日朝刊に「月刊紙冬の時代」と称して小さく特集が組まれていた。今年の雑誌休刊(特に大手の歴史ある雑誌)を受けての「月刊現代」「ロードショー」の二誌編集長へのインタビュー。「月刊現代」はノンフィクション月刊誌。だが最近では秋葉…

入力と出力に関しての覚え書き

茂木健一郎の『脳を活かす仕事術』を読み、いくつも肝に銘じておきたい言葉がてんこもりだったのだけど、その中の一つだけ記しておきたい。それは、「入力と出力のサイクルを回せ」ということ。人の脳は、イケてるかどうかを判断する感覚脳と実際にそれを自…

アヴァンギャルド・チャイナ

新国立美術館で行われている、『アヴァンギャルド・チャイナ』を観に行きました。 http://www.nact.jp/exhibition_special/2008/CHINA/index.html 中国は近年急速な経済の発展を遂げ、ついにはオリンピックを無事に終了させたわけだが、アートでも世界から注…

アニー・リーヴォビッツの生涯

[rakuten:joshin-cddvd:10122198:detail]世界一有名な女流写真家、アニー・リー・ヴォビッツ。 ジョンが裸でヨーコに抱きつく写真や妊娠のデミムーアの写真など数々のセンセーショナルなポートレートをローリングストーンズ誌に掲載し、アニーは特別だ、と各…

ガイドブックに関する覚え書き

これまでも言われ続けてきたことだったけれど、今年に入ってその傾向がますます顕著になっているようだ。出版不況というやつである。 先日「Lapita」が休刊になり、小学館では今年に入り4誌目の休刊とのこと。「月刊現代」や「ヤンサン」などなどお前もか!…

 高遠 長藤文庫

課外活動の「PM13」の取材ということで、高遠にある古民家を改装した古本屋、長藤文庫へ行ってきました。 新宿から高速バスで片道4時間。決してアクセスがよいわけではないその古本屋へ、なぜ人は足を運ぶのか。何が人をそこへ引きつけるのか。常駐店長の大…

『20世紀少年』は原作の方が面白いに決まってる

たしかにそうなんです。だけど、映画も観ずにはいられなかった。そして観てきたわけですが…まずすごかったのは、キャスティング。 まさにマンガのキャラと瓜二つと言えるくらいの豪華で演技力もある人たちばかり、ずらりと揃っている。予算の大半はここに消…