【BRAINZ】森山裕之 VS 吉田大介


森山さんを講師に迎えてのブレインズ講義も今回で第4回。
早いものです。

ということで、今回は森山さんとも縁の深いライターの吉田さんをお招きしての対談。
吉田さんは「SPA」や「パピルス」「ダヴィンチ」など多数のカルチャー誌で活躍する若手ライターの方です。

インタビュー術から取材術まで、現場の様々なところまで話が及んで、かなり面白いトークが聞けました。

特に編集者とライターの関係。
これまでインタビューの時に編集者ってどういうポジションに立っているんだろうと不思議だったわけなのですが、それがお二人の見解で解決。

吉田さんにはく「取材の時に壁の花になってはダメ。編集者が合いの手を入れてくれるとライターはすごく助かる。それで思考を整理することが出来る。何よりほっとする。そういう同席の仕方をしてほしい」とのこと。


他にも編集はビジョンを持っていてほしい。
ライターとは、作る前のモヤモヤ感を共有して欲しい。
ライターにとっては編集者が読者、直しを入れたり、よしやってやろうという
気にさせてくれる方がありがたい。
自分はこれが好きです、っていうものを持っておく。
そして回りに表明しておく。
「好き」を見つけていく。
取材がうまくいったからといって、原稿がよくなるとは限らない。驕りを出さずに
相手の言葉を活字にする努力をする。




本当にいろいろと含蓄のあるお話が聞けて、有意義な会だったのです。