シブヤ系


最近、森山裕之さんのブレインズに通っているためか、めっきりサブカルづいている。
フリッパーズ、とかがんがん聴いちゃったりして。


講義の中でも「渋谷」をテーマに企画を考える時間があったりして。
かつて、あの時代はなんだったのか、ということについて今更ながら想いを馳せる。
茨城の田舎学生であった僕は、地理的にも離れていたし、東京はもう憧れの存在、渋谷なんて文化の中心なんだろうと何の根拠もなく信じ切っていた。


東京に行けば何かあるだろうし、なんでもあるんだ、という妄想をしていたものだ。


ある意味ではそれは当たってもいるし、全く当たっていないとも言えるんだけど。


そういえば、大学時代に同じ学部にフリッパーと自分で自分を名乗る男がいた。たしかに、渋谷系だったかも。音楽もファッションも。
そういうリアルではない、周辺を泳ぎながら、仰ぎ見る存在。それが東京であり、文化の中心渋谷であった、んだとおもう。


パルコやセゾン文化の隆盛、なんて聞いても、やはり文化というのはリアルタイムにその渦中に身を置いて全身で浴びないと実感なんて出来ないのだろう。
お勉強ではないのだ。少なくとも。



だからこうやって、文章で昔を思い起こして、なかった体験を膨らましてみても無駄。
そんな暇があったら、CD屋に走って、当時のレコードでも部屋で回してみよう!!