2008-01-01から1年間の記事一覧

人生今後の展開

最近、仕事に行き詰まりを感じている。これまでは与えられた仕事の中で、ちょっとした工夫を凝らしたり、自分なりのこだわりを具現化したりして、それほど負担にもならずに楽しんで仕事することが出来ていた。 仕事自体が辛い、と思うことは(おそらく)一度…

小浜とオバマと旅行のトレンド

オバマが当選し、史上初めて黒人のアメリカ大統領が誕生した。 アメリカ国民は8年間のブッシュ共和党政権に改めてNO!を突きつけ、新自由主義、イラクと混迷を究めたアメリカの間違いを食い止めてほしいと願っているようだ。 それにしても彼のスピーチのうま…

ハードディスク全壊!

今日、突然会社のパソコンがクラッシュした。本当に何の前触れもなく突然に。まぁ、死んでも死守すべきデータなんていうものはなかったので 緊急事態は避けられたのだけど。これが仕事が架橋だったら…恐ろしいですね。デジカメに携帯にi-pod。自分の目となり…

『聖家族』古川日出男

聖家族作者: 古川日出男出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/09/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 68回この商品を含むブログ (213件) を見る2000枚の超大作は周縁から歴史を問いただす古川日出男の2000枚にも及ぶ大作。作家10年目の集大成。 ガルシア…

蜷川実花@オペラシティ

蜷川美花の回顧展〜地上の花、天上の色〜がオペラシティで開催されている。 [http://www.operacity.jp/ag/exh99/ :title] 有名な極彩色の花々から有名人のポートレイト、旅の写真など500点もの作品がテーマごとに展示されている。写真展にしては珍しく客はほ…

大分トリニータ優勝

ナビスコカップの決勝、2−0の快勝で大分トリニータがクラブ創設以来初の戴冠を達成した。 98年に創設、Jへの参加は99年。そこからほぼ10年での悲願達成。 かつては降格を争っていたチームが、シャムスカを監督に招聘してからの躍進はご存知の通り。九州とい…

ハロウィーンと送別会

ハッピーハロウィン!今日、課に一ヶ月だけ来てくれた派遣さんの送別会。 贈り物の花と粗品を買いに青山へ。 ↑花屋さんでもたっぷりのかぼちゃが用意されている ↑粗品を購入した青山の「Rin」という店。 http://rin.smrj.go.jp/index.html日本古来の伝統芸能…

100% Desighn

リコーのGR-Desitl 2を衝動買い。 マップカメラにて中古で4万。やすいのか否か。あまりリサーチもせずに。 でもすごくユーザビリティがよい。 デジタル一眼と違って、やっぱり持ち運べるのはよいですな。 そんなこんなで、外苑の「100% DESIGN TOKYO」へ。 h…

外苑前のワタリウムのコレクション100点を展示。ヨーゼフボイス、キースヘリング、ジョンケージ、ウォーホールなどなど、興味があったアーティストを観れる良い機会。watari-um - exhibition - I Love Art 9 青い風が・・・展 まずは印象に残ったアーティス…

『LOFT』 (黒沢清)作られたホラーとして 

予定調和的ラストを観て、思わず笑わずにはいられなかった。 全編を通じて流れる演出の「わざとらしさ」。 それを「わざとらしい」と感じる原因は鑑賞者の中にこそある。つまり、ホラーの典型的手法を冷静に引用することで、その冷静さがおかしみを誘発する…

TAWAER RECORD SHINJYUKU 10周記念ライブ

http://sale.towerrecords.jp/shinjuku/oct19.html日比谷野音でのタワレコ新宿店10周年の記念ライブ。参加アーティストは DOPING PANDA、曽我部恵一BAND、ZAZEN BOYS。 度肝を抜かれたのは、ZAZEN BOYSだった。彼らのライブを観るのは初めてだったんだけど…

アキレスと亀

観てきました、『アキレスと亀』。北野武の芸術三部作とでも呼べそうな『TAKESHI'S』『監督・ばんざい』と今作。 分かりやすさに欠けた前二作と比べても、テーマが明快で筋もシンプルだっただけに、テーマをじっくり考えさせるという点でも親しみやすい映画…

パリ・ドアノー展(ロベールドアノー写真展)

http://www.crevis.jp/event/doisneau01.shtml『パリ市庁舎前のキス』が有名なパリのスナップを撮り続けた写真家、ドアノー。60年以上の長きに渡って、パリを舞台にそこに住む庶民や動物、有名人を撮り続けたフランスの国民的写真家。その彼の「パリ」に焦点…

株価下落

日経平均が7営業日連続の下落で8500円も軽く割ってしまった。 アメリカがくしゃみをすれば、なんてレベルを超えている。自社の株価も見ながら、こりゃあ大変なことになるなぁと金融関係者でもないのに株価の行方に一喜一憂している日々です。 作家、平野啓一…

劇的3時間SHOW <川上未映子>

二日連続で劇的3時間SHOWへ。 観客は昨日に比べて、文学ファンとおぼしき人が増えている。出演者が『父と卵』で芥川賞を獲り、時の人となった川上未映子だからだ。僕も彼女の作品、『父と卵』『ワタクシ率〜』は読んだけれど、途中で挫折したクチだ。すごい…

劇的3時間SHOW <見城徹>@SPIRAL

日本のコンテンツ産業を盛り上げるイベントとして昨年から始まった「CONTENTS FESTIVAL」通称「CoFesta2008」の中のひとつとして開催されている 「劇的3時間SHOW」。各分野の気鋭のクリエイター、プロデューサーが三時間を使ってめいっぱい使ってコンテンツ…

菊地成孔 公開リハーサル

応募したことすら忘れていた文化放送での菊地成孔の公開リハーサルを見学。ライブに行く予定もないのに、リハだけ観るというなんとも不思議な状況。 菊地成孔とP.T.A.が文化放送で無料公開リハーサル - 音楽ナタリー リハは計2時間ほど。 12月のオーチャード…

 トウキョウソナタ

黒沢清の最新作でカンヌ国際映画祭「ある視点」審査員賞。 現代社会の「どん詰まり」がどんなものかを徹底的に描いた作品、というのが観終わってすぐの感想。リストラされて転職のアテもないけど、家族の中では威厳を保っていたい体裁を気にする父親。とにか…

クロスイッチ

『クロスイッチ』という電通発行の広告本を読んでいる。どんな中身かというと、最近よく耳にする「クロスメディア」についてそのノウハウを電通社内の「クロスメディア開発プロジェクト」がまとめたもの。クロスメディアを通して、情報を遮断しようと殻に閉…

ブログのデザイン変えました

秋の空気を感じるようにデザイン変えてみました。ユニクロックのブログパーツをいれたら、音が出て自分でびっくりしたよ。。

『決壊』平野啓一郎

全体の感想として……作家生活10年目を向かえる平野啓一郎の渾身の長編が今作『決壊』である。現代社会の主要な問題、ネット社会、無差別テロ、鬱、介護、引き蘢り、中学生の殺人など様々な要素を内包し、発売のタイミングから「秋葉原無差別殺人」を予見した…

横浜トリエンナーレ

3年に1度のアートの祭典、横浜トリエンナーレ。行ってきました!世界中から73名のアーティストが参加した今回の展示。横浜の各会場を散策しながらどっぷりアートに触れられるまたとない機会です。 会場は7つにも分かれていてじっくり見て回ると一日ではと…

 パピルス日野さん×箭内さん @シブヤ大学

久しぶりのシブヤ大学の授業。 パピルス編集長、日野さんを迎えての「サラリーマン合気道」(箭内さんの仕事術を合気道と称してまとめた本)をテーマにしつつ、「編集」とは?について語る対談。 いくつも参考になる言葉があったのでココに記しておこう。 相…

雑誌休刊についての朝日新聞の記事

9/13付けの朝日朝刊に「月刊紙冬の時代」と称して小さく特集が組まれていた。今年の雑誌休刊(特に大手の歴史ある雑誌)を受けての「月刊現代」「ロードショー」の二誌編集長へのインタビュー。「月刊現代」はノンフィクション月刊誌。だが最近では秋葉…

入力と出力に関しての覚え書き

茂木健一郎の『脳を活かす仕事術』を読み、いくつも肝に銘じておきたい言葉がてんこもりだったのだけど、その中の一つだけ記しておきたい。それは、「入力と出力のサイクルを回せ」ということ。人の脳は、イケてるかどうかを判断する感覚脳と実際にそれを自…

アヴァンギャルド・チャイナ

新国立美術館で行われている、『アヴァンギャルド・チャイナ』を観に行きました。 http://www.nact.jp/exhibition_special/2008/CHINA/index.html 中国は近年急速な経済の発展を遂げ、ついにはオリンピックを無事に終了させたわけだが、アートでも世界から注…

アニー・リーヴォビッツの生涯

[rakuten:joshin-cddvd:10122198:detail]世界一有名な女流写真家、アニー・リー・ヴォビッツ。 ジョンが裸でヨーコに抱きつく写真や妊娠のデミムーアの写真など数々のセンセーショナルなポートレートをローリングストーンズ誌に掲載し、アニーは特別だ、と各…

ガイドブックに関する覚え書き

これまでも言われ続けてきたことだったけれど、今年に入ってその傾向がますます顕著になっているようだ。出版不況というやつである。 先日「Lapita」が休刊になり、小学館では今年に入り4誌目の休刊とのこと。「月刊現代」や「ヤンサン」などなどお前もか!…

 高遠 長藤文庫

課外活動の「PM13」の取材ということで、高遠にある古民家を改装した古本屋、長藤文庫へ行ってきました。 新宿から高速バスで片道4時間。決してアクセスがよいわけではないその古本屋へ、なぜ人は足を運ぶのか。何が人をそこへ引きつけるのか。常駐店長の大…

『20世紀少年』は原作の方が面白いに決まってる

たしかにそうなんです。だけど、映画も観ずにはいられなかった。そして観てきたわけですが…まずすごかったのは、キャスティング。 まさにマンガのキャラと瓜二つと言えるくらいの豪華で演技力もある人たちばかり、ずらりと揃っている。予算の大半はここに消…