株価下落

日経平均が7営業日連続の下落で8500円も軽く割ってしまった。
アメリカがくしゃみをすれば、なんてレベルを超えている。自社の株価も見ながら、こりゃあ大変なことになるなぁと金融関係者でもないのに株価の行方に一喜一憂している日々です。


作家、平野啓一郎氏が今回の金融不安についてうまいことを言っていた。

要するに、サブプライム問題も中国の牛乳問題も同時代的な現象である、と。
世界的なネットワークにさらされている自分たちが、不可視のところから送られて来るモノに対して、シニフィエに対して、シニフィアンの純度が保証されているからで、だから何かが混じるという可能性を疑わないけど、それはあまりに根拠のないことだった、ということ。


この「混じりっけ」問題の本質は、日本国内で起きる様々な問題ともからんでくるのかもしれない。
米しかり、マンションしかり、食品偽装しかり。
年金にしたって監視することは出来ない。


それにしても、アメリカの凋落なのか。ドルで外貨積立している身としては少々不安が。。ここまで世界が連動しているんだというグロバリゼーションのリスク部分に怖さも感じます。。