劇的3時間SHOW <見城徹>@SPIRAL

日本のコンテンツ産業を盛り上げるイベントとして昨年から始まった「CONTENTS FESTIVAL」通称「CoFesta2008」の中のひとつとして開催されている 「劇的3時間SHOW」。各分野の気鋭のクリエイター、プロデューサーが三時間を使ってめいっぱい使ってコンテンツについて語りつくす。各日の出演者も豪華である。これが無料なのだからまたすごい。
geki3.jp


この日は幻冬舎社長の編集者、見城徹氏。

3時間を半分に分けて、それぞれ旧知の仲であるゲストを呼んでの対話形式。一部は批評家、中森明夫さんとの対談。二部はエイベックスの松浦さん、音楽事務所オーガスタの森川さんとの鼎談。
ゲストの方がうまく呼び水になって、見城さんの「異端さ」「過剰さ」が浮き彫りになる濃密な時間だった。3時間という講演としてはかなり長い時間設定であるにも関わらず、飽きることがまったくなかった。

それは、話の面白さはもちろんあるのだろうけど、ひとつの作品を作るためにここまでしないといけないのかという驚きと未知の世界への興味が強烈に存在したからだと思う。


クリエイターに共通していえるのは、ギリギリのところでリスクをとって、さらにメジャーで流行らせるために人知れず努力をする。
しかも、それを快感と感じられるような神経じゃないとやっていけないということ。


業界が斜陽産業でどうこうみたいなことは、表面的なことにすぎないんだと痛感しました。


壮絶すぎる。。



まさに

「一人の熱狂から作品は生まれる」

そういうことなんだと思います。