「ディレクターズ・ノート」
うちにいてもテレビはほとんど観ないの質なのだけど、そんな自分が
しっかりチャンネルを合わせて観る数少ない番組がNHKの『プロフェッショナル』。
プロフェッショナルを取材した番組ディレクターの目線で
裏話や取材で感じた生の声を掲載しているのが
『ディクターズノート』である。
これまでの出演者を数多く載せているので、
正直一人一人の分量が少なく、突っ込みが物足りないのだけど
それでもいかに取材者が相手の懐に飛び込んでいくかが振り返られていて、
それ自体がドキュメントタッチで、面白い。
制作者以外にも、茂木さんやスガシカオの話もあり、
改めて力入れて作られた番組だなーとつくづく思う。
キャストも曲も偶然の産物のように語られているが
コレ以外ではありえない必然ばかり。
シカオが、1週間で慣れないロックバラード作るために
オアシスやミスチル聴きまくったりしたなんて話も、
苦労して出来たからこその、曲の重みに通じている気がする。
まぁじっくり読むと言うより、
ちょっとしたときに刺激になれる1冊かな、と思います。
- 作者: NHK 「プロフェッショナル」制作班
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/10/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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