『ココ・アヴァン・シャネル』試写会
僕は女性じゃないし、ファッションにもうといので
シャネルが他のブランドとどう違って、どうすごいのか、全く分からないけど
一代で世界中に知られるほどのブランドを築き上げられる人物の人生には
とても興味があった。
しかも、父親に捨てられ、孤児院で育つと言う出自を持っているなら尚更だ。
だが、映画は僕の予想した部分とは全く違うところに
焦点を当てていた。
テーマはとにかく「愛」だった。
キャバレーから浮上のきっかけを掴むために居候を始めた
男爵との関係。
そして、人生で最も愛し、結婚を決めた男との関係。
シャネルが、どんな思いで「女性の身体を縛り付ける服(コルセット)からの解放」を実践し、
どうやってパリで成功していったか、の部分はほとんど描かれなかった。。
とにかく情愛。
不思議なほど引かれたり、反発したりする男女の関係性が
主題だった。。
それは、おそらく。
シャネルと言う人物の数奇な人生はフランスでは語られ尽くされていて
大まかなストーリーは周知のものだったということだろう。
その上で、違った視点からシャネルの人生を描き出した、ということだろう。
あまりに事前の知識がなさすぎた。
期待が裏切られたと言えばそうなんだけど、
1人の偉大なデザイナーに興味を持つきっかけとしては
いい映画か。
しかし、ちょっとチラシで煽っていることと
中身にギャップがありすぎるんじゃないだろうか。。
http://wwws.warnerbros.co.jp/cocoavantchanel/
(9/18より)
ネット検索してみると、ココシャネルのタイトルで
他の映画も。。
こっちの方が面白そうだ。
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/22402/