アースディ

今日は世界的に地球のことを考える日。アースディなのです。
アースデイ東京/Earth Day Tokyo | アースデイ東京は毎年4月22日の地球のことを考えて行動する日『アースデイ』を祝して地球市民フェスティバルを開催しています。

先週末の代々木公園のイベントは行けなかったのだけど、幸運にもある方からお誘いいただいて、THINK THE EARTH主催のアースディパーティに紛れ込ませていただいた。
Think the Earth

仕事は全く環境には関係がないのだけど、時代の要請というか市井の庶民としてもエコは重要な現代的テーマである。
…という小難しいことでもなくって、たんに環境に対してアプローチしている人たちには魅力的な人間が多い。地球規模的問題に対して立ち向かう仕事は、知恵や行動力、情熱を兼ね備えていないと到底、勤まらない。そこには利益追求だけではないサスティナブルなる想いと戦略性が備わっていないといけないのだと思う。
そんな人たちが、行政や大企業の論理とはまた別のところで、インディペンデントで面白いことをやっている。これはもう若いからこそできることだし、小難しい環境理論を抜きにして少しでも関わっていきたいことだったりする。


例えば。話を聞いていると、IPCCの会議なんかでも(先日バリでありました)中東は脱石油の環境対策には全くの反対で、先進諸国批判に終始しているし、日本は日本でアメリカの完全なる追従なのだそうだ。議論になっていないらしい。しかも持ち時間は一国、数分たらず。
ニュースでは見えてこない現実があったりする。

やはり国家単位で環境問題を折衝していくには限界があるのだと思う。
国益と反する国は絶対に出て来るのだから。もはや二酸化炭素排出は守るべき既得権かもしれない。


そもそも。
一昔前は、環境問題に対してまずは知ること。
そこから始めるべきだと思っていた。
そして徐々に環境は大事だ、ということが急速に根付いた今、次のステップとして、本当に未来のために価値あることと偽善を選り分けることが必要になるのだろうと思う。

環境問題は、世界中のいろんな問題とリンクしている。
画期的な解決策はないし、そもそも温暖化自体を否定する人もいる。
そんな中まず信じられることは、こうして誰かのため、何かのために動いて、つながって、何かしら結果を残している人がこれほどいるのだという目の前の現実だ。

むずかしいけれど、常につながっていく意識はなくさないでいたいのです。