夜は「ナイトサファリ」へ

街の中心部から30分程度、市街の北にある「シンガポール動物園」には、100種1000頭のいる。昼間は普通の動物園だが、夜には世界で唯一というナイトサファリが行われているのだ。

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このユニークなナイトサファリに、普段ならテープ対応の20人乗りトラムに乗って周遊するところ、メディア用に専用のバギーを出動させ、メディア対応のマネージャー「雅子さん」が説明をしてくれた。
特別にストロボ撮影も可に。


↑なんだか熱い人たちのショー
ナイトサファリなんてどうせ動物園でしょ、なんて行く前は若干冷めていたところもないでもなかったんだけど、特別に周れるということで、なんだか冒険心がうずく。
率先して助手席に乗り込んでしまいました(笑 しかし、アトラクションとしても完成されていて、ディズニーランドのウェスタンスペースに来たような気分。気持ちが高まる。。

さて。バギーの出発である。基本的にバギーはライトは消しているので、園内の薄暗い照明と、そして月明かりのみ。上野動物園に侵入した時みたいだ。。(爆
いきなりフラミンゴの大群が。降りてシャッターを・・・・切れない!?そうです、暗すぎてシャッターが降りなかったのですね。。。しかも、無理やりシャッターを切る方法も分からないし、そもそも暗くて操作ができない!焦る焦る・・
結局、フラミンゴ撮れず・・・

その後も、動物もそこそこにカメラとにらめっこですよ。。。あぁ。高性能デジカメ。。。

まぁどうにかこうにか撮れた動物たち。
ここのライトの角度や強さは、専門の照明のアーティストによって計算されつくして設計されているらしい。だから、ライトの下にも動物たちが来るし、何よりもその魅惑的な雰囲気を作り出すことに一役買っている。なかなかすごいこだわりなのだ。虎やライオンも傍で檻も何もなく見る姿は壮観である。
サバンナに迷い込んだような、倒錯感。そして、闇夜にゆっくりとたたずむ巨大な象も、息を呑む迫力。神秘を感じずにはいられない。

そして、ショーである。なんだかアメリカンコメディーなノリのショーではあるが、大蛇が席の下から出てきたり、アライグマ(?)がゴミの分別したりとなかなかかわいい。英語が分からなくても、楽しめるのだ。当然、「人を襲ったりしないんですか」という素朴な質問も聞かれたのだけど、そこも計算されていて、動物がいる側とこちら側がスリープで仕切られていて、ジャンプしても届かない構造になっているそうだ。なるほど。ちょっとアドベンチャーな貴重な夜遊びでした。
94年5月にオープン。入園料:20S$開園:日没後〜12時(入園11時まで)ショー・トラムは予約可(別途チャージが必要な場合アリ)