プレスリリースされました

くだんの「スカイツリーさんぽ」、本日プレスリリースされました。


このあたりのエリアの魅力に付いてちょっとだけ。。

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今年の始めにスカイツリーに始めていった時のこと。


あまりの大きさに度肝を抜かれたとともに、これだけの人が観にきているのにそのままトンボ帰りでどこにも寄らずに帰ってしまうことがなんだかもったいないなぁと思った。


そうはいっても、ツリーのある押上・業平橋は商店街こそあるものの、あくまで地元の台所と言ったふうで観光客を出迎える風では全くない。路地を入っていっても、そこにあるのは住宅街ばかり。。
ネットで調べても出てくるカフェはどうも…日曜休みのところも多いし!



だからその日はけっこう周辺を歩いたんだけど、惨敗で帰ってきたんですよ。。

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でも、ホントにツリー以外は歩くべき場所がないのか。。
改めてネットでリサーチしたところ、なんだかちょいちょいよさげな店がある。
ただ、インディペンデントでやっているところが多くて、サイトも力を入れているところばかりじゃない。
でもそのネット情報じゃ分からない感じ、現地に足を運ばないとよさげだけどそれを確認できない感じがなんだか面白いなって、いくつか店も回りました。


クオリティが高いわけじゃないし、エリアの雰囲気がばっちりというわけじゃない。なにげに知らないと通り過ぎてしまうような店も、けっこう多いです。(1回目、前を通っていた店もあった)でも入ってみると、なんだか落ち着く。その手作りな店構えや店員さんのきさくがそうさせているのかもしれない。


東京の西側や山の手にあるような店とはちがった雰囲気がこのあたりにはまだ残っています。
その原因は、一つには建物の旧さ・歴史。大空襲を逃れたエリアなので、長屋や昭和の香りがここそこに残っていて、それをリノベした店舗も古き良き空気感を残している。
もう一つには、ここに越して店を開こうとするオーナーたちの気概でしょうか。山の手よりも土地が安くて、これからのエリア。そして、まだ手つかずで固まったイメージで毒されていない自由な感じ。あたらしいことを始めるにはうってつけの場所ではないかと思います。


そんな気概を持った、オーナーが店を基点に街を盛上げ、そこに訪れる人をもてなそうとしている雰囲気。そんなものが東京の他のエリアよりもちょっとだけ強いんじゃないかと思います。
それを下町気質と言えばそうなのかもしれないけど。
単純に下町と片付けてしまうのではなく、旧いもの・新しいもの、様々な価値観がごった煮になっている(狙ったわけじゃなく)そんな一言でくくれない、それがこのエリアの魅力です。


きれいに整備された人口都市に慣れすぎていると、町にとけ込むことも難しいと感じてしまうかもしれないけど。

そんなときは、ぜひ「さんぽブック」をご購入を!(うーん、宣伝っす…)



【リリース文】
http://www.mapple.co.jp/news/news_release101110.html