日本はバックアップの充実を!オランダ戦を勝手に振り返る

0-3の完敗というほど悲観する内容でもないと思う。
相手がしっかりと結果を突きつけてくれたおかげで、今の日本の
成果と課題がよりはっきりしたナイステストマッチになった。


前半の内容を観ると、おかちゃんの言う日本のよさが出ていたし
やりたいサッカーってこういうのなんだ、というのが見えたと思う。
選手もだいぶ連動していたし。


じゃあ、何が課題か。
素人目線で勝手に3つ。


1。まず、なんていってもシュート力の違い。


「決定力」ではなく、シュート力。
内容のよかった前半だが決定的な場面はほとんどなかった。
相手監督が「日本は脅威じゃない」というのは、
シュートが入る気がしないということと同義。
つまり日本がアジアの格下と試合をするときのあの感覚だ。
多少フリーにしても入んないっしょ。ってやつ。


日本の場合、中盤の選手はかなり崩すことにこだわる。

日本人は一人で点を取れる選手がいないから仕方がないのだけど、
もっとシュートのうまいやつを入れるべきじゃないのか?

Jで点を取っている、佐藤にしても岡崎にしても、
1人で取っているのではなく、「仕上げ」をする選手。
そうじゃなくて、強引にワントラップシュートでシュートまで
いけるやつだ。シュートを撃てるシーンもないなんてFWとしてどうよ?

やっぱり、森本や石川に期待したい。


オランダがシュート3,4本で3点取ったおかげでその違いがくっきり。


2。ペース配分


試合後によく言われてみたいだけど。


おかちゃんは、フィジカルを上げて、最後まで持つ体力を!って言ってたけど
本気か!?
現実的には、ペースダウンの時間帯を自主的に作るってことじゃないか?
後ろで回すとか、あるいは追わない時間帯を作るとか。(危険だけど)


鹿島など試合巧者なJチームもあるわけだし、
試合を「ボーリング」させる、つぶすことを考えるのも
格下としては戦略の一つのはず。


3。バックアップ充実


「2」ともつながるが、かなりハードワークを求められる戦術故に
後半の途中で新しい血を入れて、再度活性化させるのは必要なはず。

しかし、チームの力を落とさずにさらに底上げさせられる人材が
今、どの程度いるか。
走れる選手はいても、やっぱりテクニック的には見劣りするんだよね。。


レギュラー11人じゃなく、交代枠含む14人でさらにレベルが上がれば
まだまだやれると思う。その際にスムーズにフィットできるかということ。
本田を観ても分かるように、途中出場の選手の馴染み具合はまだまだ。
これは松井なんかも同じ。
才能あるだけにもったいない。
マスコミは、本田のせいでバランス崩れるとか面白おかしく書くけど
ここでつぶしてはいけないピース。
残りの時間でいかにチームに合わせられるか。
これはけっこう最重要課題なんじゃないかと思うのです。


いやでもね、
けっこう期待してます。
ベスト4、いいじゃないか。
「できねーよ、無理じゃん」なんて言うのは簡単だからね。


おれも傍で見届けられるように、今からお金貯めます!!(泣)