bank band の新曲の話

7/15(もう今日ですね)にbankbandの新曲配信が始まるらしい。


5周年を迎えるフェスに向けて、記念碑になるような曲をということで
小林氏が櫻井さんを刺激しつつ、出来上がった曲のようだ。

その辺の経緯はコチラ。
http://www.eco-reso.jp/feature/dialogue/ap-bank-fes09-1.php


で、配信に先駆けて、
歌詞がWEB上に掲載されている。

http://www.eco-reso.jp/feature/topics/-bank.php

いまどき、音源なんてネット上で簡単に手に入って、
最近ではCDを買うことも少なくなっている中で、
こうして歌詞をながめながら、どんな曲なのかなーと
夢想している時間が、どうにも贅沢に思えて仕方ない。


そういえば、昔は大好きなアーティストの
新作をこうやって想像しながら待つ楽しみがあった。
でも、今それが失われた気がするのは、歳のせいか、時代のせいか…


それにしても。


こうして、モノごとの曖昧な部分、
はっきりと言葉にならない感情を
形にしてくれる「音楽」って、やっぱりいいなって思える。


単純に、言葉で「多様性」とか「共存」とか言っても
どうにもピンと来ないけど、
「頭」じゃなくて「心」に響くと、
人はそれを受け止めやすくなる、気がする。

君の描く『幸せ』ってどんなもの?
僕とは少し違っているようだけど
時々こうして
同じ歌をうたって歩いてく


完全に同じである必要なんてなくて、
相手を理解できないものと認めること、
それでも相手を理解しようと努めること
そういう努力によってのみ、
人の距離って縮まっていくのかもしれないな、と。


簡単に相手を分かったなんて言えないし、
「理解なんて無理」とも言わない。


ただ、その「間」にながれるもの
(それが音楽だとしても、そうじゃないとしても)
それを共有して、共感する。


その「間」こそが、もっとも必要なものなんじゃないかと
思わされました。


まだ、曲は聴いてないけど。


そして今年はフェス行けないんだけど…