善光寺 前立本尊ご開帳

「牛に引かれて善光寺
7年に1度の本尊ご開帳に行って参りました。

「7年に1度」というのは前立本尊なのだけど、そもそもそれも本尊の身代わり。
正真正銘の本尊は決して見ることの出来ない秘仏なのだそうです。
なんて神秘的な…



柱が見えてきました。

回向柱(えこうばしら)にはひもが結ばれており、それは前立本尊の右手へと繋がれている。つまり本尊には触れないけど、柱を触ることでひもを伝って、ご利益をいただこうとするってこと。

この効率化の時代に、なんて間接的なんだ。。

ちなみに、本道は国宝。秘仏の本尊は善光寺阿弥陀三尊」は552年に百済から献呈されたもの、とのこと。

人でごった返す境内

おやきは長野名物!

せんとくん似の仏像?


しかし、秘仏とは一体なんだろう?
そもそも「ホントに存在するの?実はないんじゃない?」というのは誰もが考えるところ。

茂木健一郎がその想いに一つのヒントを与えてくれる。


結局、見えなければ信じられないならば世の中の何も信じられないことになる。「美しさ」とは結局、見えない部分、想像力に委ねられているのかもしれない。