「農」会

午前中、床屋帰りにいきなり電話がかかってきた。
誰だろうか?と思ったら先日、サンデーラボでご一緒した八百屋の方から。

なんでも、「農業」について考える会が今日あるから来ませんか?とのこと。

農家さんが集まって、今後の農業について語る会!?
若干、流行りに乗って「農業したい!」と言っているミーハーな自分が行ってもいいもんか?とも思ったが、ひとまず顔出してみることに。


しかし、実際に行ってみると、農業家というよりも日本の農業をビジネスを通してどうにかしたいという事業家の人が多かった。


彼らが持っている危機感はすごく真っ当なもので、年々就農人口が減り放棄農地が増大しているこの国で、突然外国から食料が届かなくなったらパニックになるということ。

しかし、現状では農業はそれ自体では生計を立てられる事業とは言えず、本当に農業を資本主義の中でビジネスとして成立させ、食料自給率を上げて行くには、「農業しよう!」の呼びかけだけでなく、新しい工夫が必要なのだそうだ。


理想論や悲観論ではなく、本当に農業をどうにかしないといけないという志がすごく伝わってきた。


今、気になっている「田舎」と「都会」を繋ぐことでの地方再生という大きな枠組みにも繋がる壮大な日本再生。なんだか面白そう。



ちなみに、うちの祖父母の実家は鹿児島。
二人とも亡くなってしまったけど、農家だった。
だから農家の血も流れてるのだろうと、最近勝手に思い込んだりする。

↑丸の内の夕日