『のうだま』で脱・三日坊主

「人間はあきっぽくできている」って知ってました?
人間は生きていく中で1度見たものは「当たり前」として認識できるように「馴化」するようにできているんですって。だから三日坊主は当然。でも、その作用を認識して、逆手にとって、「習慣化」させてしまえば、いろんなことが身に付きます。そのよい例が、歯磨き。やらないと落ち着かないですよね?
では、その「習慣化」させるために、やる気を毎度毎度上げるにはどうすればいいのか?
それがこの本の読みどころなわけです。。


上大岡さんのイラストは等身大の視線で書かれており共感力が高く、池谷氏の脳理論も小難しくなくポップさがあって、それがこの本の醸し出す親しみやすさに繋がっている。すごくよくできたイラストエッセイであり、自己啓発本でもある。


1.出来ないのは自分のせいではない。人間は飽きるように作られている
2.でも、成功できる秘訣がある。
3.そのための具体的施策はコレ!


という流れが出来ていて、ある種のカタルシスを持ってストーリーに入って行きやすい。うまいな〜

ちなみに、脳を活性化させる一つの方法は身体を動かすこと。
やる気出ない〜…ってときは、無理矢理にでも身体を動かせば、やる気は後からついてきます。うん、たしかにこれまでの体験から、すごくナットクできるかも。。

のうだま―やる気の秘密

のうだま―やる気の秘密