『This is BOSSA NOVA』
今、『This is BOSSA NOVA』という当時の重要ミュージシャンの話を元に、ボサノバの歴史をたどるというドキュメンタリー映画が上映されている。(観たわけではないが・・・)
http://www.wisepolicy.com/thisisbossanova/
その映画と同名のアルバムで、劇中にも採用されているボサノバの有名曲を並べた初心者御用達の一枚が、このアルバムというわけだ。
いわゆる、オフィシャル・コンピレーションアルバム。
そもそもボサノバとは何か・・・
<wikipedia>
ボサノバ(Bossa Nova、ボサノヴァ)は、ブラジル音楽の様式(ジャンル)のひとつである。1950年代後半に、リオ・デ・ジャネイロのコパカバーナやイパネマといった海岸地区に住む、中産階級の学生やミュージシャンたちによって生み出された。Bossa Novaとはポルトガル語で「新しい感覚」、「新しい傾向」といった意味がある。ブラジルでは特に、アントニオ・カルロス・ジョビンとヴィニシウス・ヂ・モライスが作曲し、ジョアン・ジルベルトが歌った「Chega de Saudade(想いあふれて)」のレコードによって知られるようになり、人気を博した。
とのこと。
ブラジル発祥の音楽だ。ルーツをサンバに持っている。あの激しく踊れるサンバと同じリズムというと違和感があるが、アレンジの問題で、スピードやリズム感を前面に出すか出さないかの違いなのではないだろうか、などと勝手に思っている。
でも、このアルバム。イージーリスニングとして何かをしながら(このブログも聞きながら書いてます)聞くには持ってこいの耳触り感なのだ。
こんなに透明感があって、それでいて身体リズムに直接語りかける音楽を生み出してしまうブラジルって、なんてすごいんだか…
ボサノバといえば、村上春樹でも有名な「イパネパの娘」ですが、もちろんこの曲も入っております。残念ながら原曲ではなく(原曲は大変な名曲!)アレンジでだいぶノリノリな曲に生まれ変わっておりますが。
晴れた日の昼下がりにコーヒー飲みながら聞く。
っていうのが、すっごく贅沢な聞き方だと思うのだけどどうだろうか。