韓国ツアー?

5月18日(金)
安東―栄州

浮石寺
慶尚北道の最北、栄州市にある。新羅時代の僧、義湘大師が676年に創建した寺。韓国にいかに仏教が根付いているかを知ることができる。山門の一柱門をくぐり、108石段を登ると極楽浄土の無量寿殿に着く。浮石寺の象徴の無量寿殿(写真右)は韓国最古の木造建築といわれ(1041年)特に「無量寿殿」と書かれた扁額は恭愍王の親筆で有名。無量寿殿の中には阿弥陀如来が奉安され、西方極楽浄土阿弥陀如来が東方を眺めるよう配置されている。本尊仏の阿弥陀如来坐像は、塑造として韓国で最も大きく、最も古い仏像。









紹修書院
書院とは高麗時代の儒學者に儒学を教育する学校で、「紹修書院」は李滉が
1500年ごろ私設機関として作り、韓国で最初に公認された書院である。


ソンビ村

紹修書院の隣にある「ソンビ村」は朝鮮時代の両班と平民の生活を体験できる場所。1万7400坪余の敷地に、栄州地域に散在していた古い家や寺などをそのまま移し、7年あまりかけて朝鮮時代の部落を原型通りに再現した。大きな瓦ぶきの家や小ぢんまりした藁ぶきの家など12の家、講学堂という朝鮮家屋、寺、楼閣、番小屋、市場など40余の昔の建物があちこちに散在している。ここでは宿泊もでき、古い文化を体験することも出来る。周辺は朝鮮人参の生産地でもある。

↑瓦ぶきの両班の家                             

↑こちらは藁ぶきの平民の家  


バスにて栄州―釜山(3時間半)