震災から3週間

実家も断水が修復され、落ち着きを取り戻してきたらしい。
そんな母親と話をした。
「今日、募金してきた」って。
被災地すれすれな場所なはずだけど、住む場所を失い、甚大な被害を受けた場所に比べればぜんぜんたいしたことないということなのだろう。
金額もめいっぱいしていこうよ、という話をした。
孫さんが100億円でそれはそれですごいけど、100億って彼の資産の何%?
そう思えば、「一般市民」の所得に換算しても何万、何十万の寄付をすべきなのかもしれないと思う。もちろん、継続的に。


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ap bankではピースボードと連携して、ボランティア派遣を始めた。
http://www.apbank.jp/

週末を利用するものもあるので定職についている人でも参加できる。聴くところによると、今回はボランティア経験のない初心者の応募の方が多いらしい。みんな何か役に立ちたくて、できることをそれぞれの立場で考えているだろうな。


現地ではボランティアが圧倒的に足りないという話もある。行けば迷惑ということもないみたいなので検討したい。

物資や義援金についてもメジャーな「赤十字」に集まりがちだけど、ちゃんと被害状況を鑑みて、平等に配分したりというメジャーどころならではの時間がかかってしまうという実情もあるので、それ以外のNPOにお金を預けることで「今、すぐ」必要なところに個別に届けてもらうことも必要なのかもしれない。
物資は県の窓口にはとどいても、末端の避難所、あるいは避難所にすら行けないお宅には全く届いていないようなので。物資の格差が起きているそうだ。
現地のことがつぶさに分かるわけではないので、twitterなどの情報頼りだけど。
支援する側も少しだけ想像力を働かせることが求められているのかも…と思う。

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マイラバakko 提案の「贈る図書館」というプロジェクトもあるみたいなので
こちらも貼っておこう。http://www.apbank.jp/fundforjapan/library_gifts/

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ミスチルの「かぞえうた」を聴いた。


これから生きていく人たちに向けた歌だと思った。
起こった悲劇を悔やんだり、逆に励ましたりするんじゃなくて、
希望があると「信じたい」、ということ。


でもそれにしたってそんなすぐには思えないだろうし、という気持ちもあったりして。
ただどうしたって自分は被災者じゃないし。感情移入もおかしいし。
カズダンスもそうだけど、単純に感動した!頑張っていこう!と思えない自分もいたりして。


なにもできない凡人だけど、行動だけは起こそうと思う。


思考や言葉や感情はこの際、どうでもいいんだろうと、twitterやメディアのこれまでのやり取りをずっっと観てきて、思った。


東電の体制はやっぱり批判されるべきだし、原発のことも相当深刻な問題だけど、あーだこーだ言うだけじゃなく、もちろん無関心でもなく…行動する側にいようと思った。単純にそっち側にいる人たちが自分はやっぱり信用できるということなのだ。