スカイツリーへの私見

現在、488mらしいです。年内には500m超え?と残りは第二展望台(空中回廊)とゲイン塔の工事。最近は気付くとエラい高くなっていて、ほんと驚かされます。とくに秋だからね。だんだん空気も澄んできて、よけいくっきり見える。


完成すれば世界一な高さの塔になるわけですが、なんだかツリーを眺める心境って、サポーターがチームを見守る気持ちに近いなぁとふとおもったわけです。


しかも、熱狂的なサポーター(ファン)でもないんだけど、いちおー地元のチームだけど?くらいの。まぁそんなスタジアムにはいかないけど、まぁ出身は広島だからサンフレッチェは気になるかな、くらいの。(広島サポさん、すいません)


そんな広島がどうやら最近、調子が良くて上位に食い込んでいるらしい。これまであまり興味がなかったけど、そういうことならとどうにも気になって来る。いよいよ上位に進出する頃には、全然サッカーに興味なかったけど、一緒に騒いでみちゃってる。
そんな距離感。


だって、いまさら「世界一」って。しかも建設物って。バブルでもないし、高度経済成長でもないし、時代遅れじゃん? って建設が決まった瞬間は思ってたわけですよ。
でも、東京の東側に住んでいる人間にとっては、視る度に大きくなるタワーになんだか期待ともちがうような、ちょっとした高揚感を感じてしまう。



思えば、歳をとって来ると(三十路すぎ)自分の感情移入できることで、自分の中の何かを代わりに満足させるってことが増えてくるような気がする。
たとえば、スポーツへの感情移入って、昔もあったけど、なんだか今の方がその距離感が「自分に代わって、仇討ち感」みたいなのが強くなってきたような。


あるいは、それが自分の息子だったりもするんでしょうか。
そのへんはよく分からんが。


うまくいかないことが増える、というよりも
うまくいかないことをうまくいかないものなんだと割り切るのがうまくなってくるのが、歳をとることのような気がするんですよね、最近。


あがかなくなったな、と思う。
生きる上では少しラクになれるから、それ自体はいいことなんだが、
ちょっとつまらんなとも思う。


30代ってどうやって生きるんだろうか、とか
そんなことをわりに最近、考えがちですね。


スカイツリーを眺めなら。