最近の読書遍歴
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2010/06/30
- メディア: 単行本
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伊坂幸太郎の新作。
「ゆうびん小説」として読者50名に向けて書かれた小説の単行本化。伊坂氏から小説が届けられるって、なんて贅沢な読書体験だろう。
内容は、自然体で気付かぬまに女性を引きつけてしまう主人公が、ある事情にて「バス」に乗せられ、この世界(社会?)を去ることになったため、5人の同時進行していた「彼女たち」に一人ずつ別れを告げにいくお話。ということで、5つの章+1章で構成されている。
主人公をこの世界から連れ去る役割を与えられた女性(マツコデラックスみたいな…)が、これまでの小説には出てこないような、下品な低俗な感じがして、どちらかというと初めての読者というよりファン向けな色合いが強い。
ただそうは言っても、相変わらず見事なストーリー展開や、謎を残しながらもすっきりとした読後感など読んでいて、間違いない。
解説書のような1冊も出ていて、それは読んでいないのだけど、おそらく2冊読むことでこの本の立ち位置や背景が分かって、そこでもうならされるんでしょうな、きっと。
- 作者: カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/07/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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プレゼンする機会なんて、そうそうないんだけど。。
でもクライアントのお偉いさんを相手にしてパワポを何十枚も作って…ということだけがプレゼンじゃない。日々、取引先へのイメージ伝達や上司への報告・相談など、結局自分のやりたいことを伝えることは大小あれどすべてプレゼンの領域なのだ。
ということで、大は小を兼ねるかなと購入。
とはいっても、いわゆる「プレゼンテーション」のノウハウはぎっしりという感じです。ただそこに至るプロセス、組み立て方、考え方は真似はできなくても、参考にはなる。
「救世主的な目的意識を持つ」「ロードマップを描く」「敵役を導入する」「禅の心で伝える」などなど・・・
でも、これを読んでいると、ほんとプレゼンって、綿密な脚本を元にした演技であり、エンターテイメントであるかということが伝わってきますね。
(続きは後日…)