写真と散歩のよい関係

今の会社に入って二年目くらいの頃、フィルムカメラを買った。


何がきっかけだったか、今となっては忘れてしまったけど
仲良くなったグループが、カメラ同好会を立ち上げたというので入部した。


当時、コンパクトカメラも持っていなかった自分が
カメラ経験者に連れられ、新宿で中古のフィルムカメラを購入した。
NikonのFM10。
初心者のカメラである。


その後、デジ一やGRを手に入れたこともあって
すっかりお蔵入りしていたFM10君を
本日、久しぶりに引っ張り出した。


というのも…写真を撮る必要が出て来たからだ。


実は今年、「東京観光倶楽部」という
菅原一剛さんが主催している写真部(こっちは正真正銘の!)
に加入し、一度だけだが撮影会にも参加している。
http://tokyophoto.ne.jp/


その倶楽部で、今度写真展があるという。
そりゃ、さんかせな、損やろということで
参加表明。
…だけど、よく考えると出せる写真なんてない!!


なんといっても、「写真うまくならないねー」と
いつも相方に言われているくらいだ。
進歩がない。
自分で言うのもなんだけど。


という諸事情により、本日は1人、散歩を兼ねた
スナップ撮影に繰り出したのである。

行き先は…柴又。特に理由はない。
風の向くまま、気の向くまま。。。

寅さん!

帝釈天前の仲見世

江戸川沿いの風景。なんだか落ち着く。


知らないところを歩くのは、いい。


ガイドブックに載らないようなところの方が
スケール感的にもフィットするみたいだ。


うまくもないカメラのおかげで
知らない土地に、来てみようと思える。


カメラに感謝。