脱・婚活のススメ!?

今週末、大学の友人であり我らが鹿島サポのボスでもある「yakko」の結婚式で、
名古屋に行ってきます。


ふと気が付くと、友人関係でいっせいに結婚や妊娠など賑わってきている。
それも周りでは「東京」以外の人から家庭を持ち始めているイメージ。


新聞の記事に出ていたが、都内に限って言えば、30代の女性の1/3、男性の半分が独身なのだそうだ。「婚活」がブームになるわけも分かる。

でも、よくよく考えると、相手になるはずの人はよほどいるはずなのに、わざわざ高いお金を出して出会いを買わないといけないという状況は「東京」という都市の持つ異常さを表しているようにも見える。

これまでの人生経験上言えるのが、男女が一つの団体に所属していると、たいてい恋愛が起こるということだ。そこにイケメンもブサイクもない。自由恋愛という枠組みにおいて、恋愛の感情は絶対的なものなのだ。
だけど、少子高齢社会においてもなお人口が増え続けている東京では、逆の現象が起こっている。男女が出会っても恋にならず、ついには経済活動に代替されてしまうのだ。


人間本来の「生殖」という本能すら削ぎ取ってしまう「東京」という都市に、貧しさや異常さを感じずにはいられない。


常に変貌を遂げて、新しいかのように見せているけれど、そこに住む人間の精神を別の何かに変えてしまう目に見えない力みたいなもの。


そして、同時にどんどん人を呼び寄せてしまう魔力。


ぼくが古い人間だからかもしれないけど、
「草食」「婚活」も文明の行き着く先の副作用のように思えて仕方ない。


そんな自分も独身30代突入、2週間前。
東京のせいにばかりは、出来ないのですよ。。