社会的企業について

社会的企業についての講演を聴きに行く。
http://sundaylab.jp/2009/04/post_96.html
凄まじいまでの彼らの生き様に、テーマとは関係なく圧倒される。


さてさて。
世間では「社会的企業」というものが注目浴びている。いわゆる非営利な組織のことだ。


今、自分が関わっている仕事とまるで関係がないのに、どうして彼らの活動が気になるのか。それはおそらく仕事を通じて誰かに「喜んでもらう」という対価に僕自身がどこかで飢えているからだと思う。

それはロスジェネ世代(氷河期世代)のちょっとした自我みたいなもので、自己分析やらなんやらで仕事に対して求めすぎている面があることも否めない。。

ただ、実感として「会社は株主のモノ」「富めるものがますます富める」という新自由主義的な発想には嫌悪感を覚えるし、カネのためだけに働くという「働き方」にはどうしても馴染めない。かといって、よくいわれる「公務員的」な与えられた仕事だけしかやりませんという働き方、つまりアフター5を充実ってのもちょっとつまらないんじゃないかと思ってしまう。


本業を持ちながらそのスキルを活かして週末に社会的活動が出来れば、それはすごくよいことなんじゃないかと、今、おぼろげに思っている。何か計画があるわけじゃないけれど。


きっと、「ap bank」とか「TAKE ACTION FC」とか。
憧れの人物がそれぞれの分野で、社会に対して知恵と行動力を発揮していることに対する強い共感が根本にあるんだろう。


なんだか「仕事」「人生」「価値観」と「社会」「ビジネス」「環境」が分かりやすく繋がっている構図がすごく腹に落ちる感じ、するんだよね。


□■□

で、非営利組織についての備忘録。


●非営利組織というとNPOを思い浮かべる人が多いが、NPOと比べて、「一般社団法人」は設立当初の基金がいらず(NPOは300万必要)、非営利型法人の要件を満たせば、収益事業のみの課税で済む。つまり設立に半年以上の時間と手間がかかるNPOと比べてお手軽に設立できて、同じ税制優遇を受けることが出来るというメリットがある。