ガイドブックの作り方

今の会社に入って3年が過ぎたけれど、これまではガイドブックの作り方について、制作への関わり方に迷うことが多かった。
それはつまり、社内担当として現地に行かない、ライティングや編集をするわけじゃない、それでモノを作っているといえるのか、と。


もちろんそのわだかまりが消えたわけじゃないのだが
考え方が少し変わってきた部分はあって。
今では、自分のイメージするガイドや誌面を作ってくれるなら、
それを作るのは自分でなくても、外部の人間でもいいだろうと思うようになった。


むしろ、もっと全体見ないといけない意識は強くなって(いや、細かいとこも見なきゃダメなんだけどね!)
それはお金(資金)の回収だったり、読者への見え方だったり、売り方だったり。


自分のイメージを具現化してくれる人がいて、
プロに頼んだ方がもっとよいものができるのであれば、
それは積極的に頼んで行くべきだ。


でも、その時に必要なのは出来上がりのイメージ。

それもなく頼んでしまうのは、ただの丸投げ。


理想をいえば、もっとプロデューサー的な動き。
つまり企画からお金(スポンサー)を持ってくるところを
やれていなければ一端にはなれない。。


ただでさえがたがたな出版業界を世界不況が襲い、
さらに先行き見えずな状況ではある。
「本は必要だし、亡くなることはない!」
なんて無邪気なことを言ってる時代はすぎたのかも。

もっと出来ることやっていかなきゃ、
ホントに遅きに失するのかも。


本の仕事にしがみつくためには、
ここ1、2年がすごく重要な時期になると覚悟してます。


(もしかしたら、ふいっと農業でも始めちゃうかも!)