電子書籍が気になる。。

最近、電子出版の話題が各所で盛り上がっている。



これまで電子書籍なんて当分先のこと、と思っていたのだが、
iPhoneを使ってみて考えが180度変わった。
このUI感覚はこれまで味わったことがない気持ちよさだし、
「パソコン」という概念さえ覆されてしまうようだ。


しかも有名無名関係なくフラットに紹介される「アプリ」はまるで四次元ポケット。
これ一台で、なんでも出来てしまうような気にすらなる。


このiPhone体験を通じてなら、タブレット端末への移行はすごく「アリ」だなと思うし、ちょっと楽しみでもあったりする。


小説を読もうとは思わないけど、ブログと小説の間、簡単なノウハウ本やビジネス書だったら電子書籍で全然、OK。
もちろん書籍より、安いことが前提だけど。(しかも家が本で埋まることがない!)

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そんな動きに関連して、最近、気になる記事など…


電子書籍リーダー登場の中で、新聞も試行錯誤。

日経新聞、電子版有料化。
http://bizmako.jp/makoto/articles/1002/24/news089.html
アプリのメリットは課金への敷居がネットに比べて低いこと。


キンドルの対抗商品も。バーンズ&ノーブル「ヌック」
http://diamond.jp/series/beyond_valley/10070/?page=3
電子書籍も貸し借りができるという発想が、アナログチックで面白い。キンドルだけじゃないんですね。。


iPhone使っていて、音楽データもクラウドで置いてあるといいな〜と思っていたら、実際アメリカにはあるらしい。iTunesで更新、めんどいですしね。ダウンロードの必要がない!
http://jp.techcrunch.com/archives/lala-bets-the-company-on-free-streaming-music/
オンライン版音楽ライブラリー「Lala」、米国でサービス開始


キンドルの感覚で行くと、朝起きたらミスチルの発売日にアルバムがすでにダウンロードされている、なんてことにもなっていくんでしょうかね。ミスチルはなくても、嵐かAKBならあり得そうですね。。発売日にダッシュでCD買って、コンポの前で正座で再生ボタンなんて遠い過去の話ですね。。



遅ればせながら読んでます。


「書籍はその冗長さゆえに完結したメディア」とし、電子に変容する可能性はあるにしても紙メディアの優位性はそうは揺るがない。だが「雑誌・新聞とネットの違いは、更新頻度とインターフェイスのみで両者の差異は限りなく小さくなりつつある」と。
その上で「雑誌の価値は、編集者でも記事にあるのでもなく、雑誌を取り巻くコミュニティにあるのだ」と断言し、今後は「誰でもメディア」(ソーシャルメディア)が紙の雑誌に変わる存在になる、と予言しています。


たしかにツイッターなんかを観ていると、情報がネットワーク状に繋がっていって、すごく面白いし、それが別に雑誌を作っている人というわけじゃないだけど、そこに載っているリンク(情報)はオススメをされている、つまりセレクトされている情報になっているんですよね。
というか、フォローのメンバーを選りすぐる時点ですでに編集が入っているわけで。


こうなってくると、相当、付加価値のある情報を発信するか、ファン作りに勤しまないと読まれなくなるのでは…と思ってしまいます。
BRUTUS」買わなくても、フクヘンブログ読んでるだけで満足、みたいな。


本や出版自体ではなく、出版ビジネスモデルそのものが、もう圧倒的に時代遅れなんだろうな。。