読書の秋

風邪再発の危険もあったので、たいして外出もせずに近所で読書。


カルチャー誌「パピルス」12月号は中島美嘉が表紙。


でも気になる特集は、他にあって…
いしわたり淳治氏のインタビュー。


僕が最も、再結成してほしいと思いながら、
一方で絶対にしてほしくないとも願うバンド、スーパーカー
ギタリストにして作詞家。


チャットモンチーや9mmのプロデュースや、意外にもsuperflyやガッキーの
歌詞なんかも手掛けていたり。


メディアで発言することがあまりないから
どうやってるのさ? プロデュースなんか、って
思っていたら「ただのバンド好きなおじさん」のスタンスなんだそうだ。


歌詞についても「解釈を聞き手に委ねるのは作詞として失敗」と
言い切る。
それだけ緻密に計算された言葉の使い方って、
歌を聴いてるだけでは絶対に知ることができないものだけど
彼に限らず、そうやって丹念に編み出された言葉で
感動できるっていうのは、音楽にしかありえないことで
(しかも日本語の)それって考えてみると貴重な体験だ。


でも、そんな記事にだけ反応してる自分に
90年代で止まってるぜ?といいたくもなり、ちょい複雑。


最近の曲を積極的に聴けていないのは、
歳をとったせいなのか。。


そーいや、歌番組も昔のランキングを流し過ぎじゃなかろうか。
僕らが若い頃もあったんだっけかな、そんな現象…

papyrus (パピルス) 2009年 12月号 [雑誌]

papyrus (パピルス) 2009年 12月号 [雑誌]

ちなみにくるりのトリビュート。

トリビュートよりも原曲の方が全然いいじゃんと思えるのは
偉大なバンドの証拠?
ど真ん中なひねりの無いカバーが多すぎじゃなかろうか??

くるり鶏びゅ~と

くるり鶏びゅ~と