栗城史多さん、カトマンズよりネット中継!
以前、TOKYO SOURCEでインタビューした
登山家の栗城史多さんが現地カトマンズよりエベレスト挑戦の様子をダイジェストした
ネット中継を行いました。
(10/2 20:00〜)
日本一のポータル、YAHOO!JAPANのトップで堂々紹介され、
エベレスト登頂の凄まじさを伝えてくれました。
http://kuriki.yahoo.co.jp/
このネット中継、当初、登頂と同時に行う、
本当の意味での「ネット生中継」だったのですが
「諸般の事情により」断念。
こうして録画された登頂の様子を編集しての
現地からの中継&ダイジェストという形になったようです。
印象的なのは、ネット中継が実現できなかったことで
彼がスタッフのモチベーションを凄く気にしているところ。
自分が生死の境にいるのにも関わらず。
自分のエゴで突っ走るのではなく、周りに気を遣いながら
周りの期待に応えることを力に変える
彼の原動力を見た気がします。
彼はエベレスト登頂中、
全国から送られてきた応援メールを
無線を通して聴くことで、精神的拠り所にしていたんですね。
それも全て、何者でもなかった自分が
登山を通して「生かされている自分」に気付かされたという
ルーツからきている発想なのかもしれないのです。
それにしても、ネット中継。
世界の距離を圧倒的に縮めたネットの存在ですが
家に居ながらにして、これだけの挑戦を追体験できてしまうとは…
テレビが時間に縛られないメディアになってしまった今、
逆にいつでも観れると思っていたネットから
生中継による時間指定の概念が出て来るという逆転現象も面白いですね。
これほど「生きてこそ」という言葉が伝わる映像もない…
そんなエベレスト登山の様子は、10/6に再放送されます。